Recall

赴任時に購入した車メーカーより、Takata Airbagの件で、今年の3月くらいにリコール製品の通知が来ました。

 

通知を見てみると、思いっきり自分の車がリコール対象であることを知りました。

 

通知によると、夏ごろに修理の案内等の具体的対応について2回目の通知をまた送付するので、その時までしばらく待てとのこと。6月くらいまでは仕事が多忙を極め、しばらく放ったらかしにしていました。

 

ビジーシーズンを切り抜けた8月頃になっても2回目の通知が来ない、ということで最寄りのディーラーまで電話してみました。

 

「今は部品の在庫がないから、また補充したら連絡する。」とのことでした。日本車なのですが、無償修理してくれるようで助かりました。知り合いのドイツ車のケースでは、ディーラーを訪ねてもディーラーは無償修理は行わずに、オーナーが費用負担するように言い渡されたあげく、新車を安く売る等というセールスの話をもちかけられたということもあったようなので、この点信頼・安心の日本車でよかったです。

 

ところが、電話から1カ月経っても連絡が一向に来ません。この類の放置はアメリカではよくあること。そもそも部品の調達自体がまだ開始されていないのではいう疑念もありました。

 

ということでこちらから再度電話をしてみることに。

 

サービス部門に電話したのに、何故か「どの車種を探していますか?」と明らかにセールスパーソンっぽい人が電話に出た。しかも早口すぎて聞き取りにくい。未だに英語の電話は苦手です。

 

サービス部門につないでもらって、話を聞くと、在庫が5個あるとのことだったので、アポをとってディーラーへ。

 

車を預け、待機室で待つ。待つことわずか1時間で修理完了。ついでに抜けかかっていたタイヤの空気も入れてもらった。

 

日本でも経験したことのないことをアメリカで経験し、不思議な気分です。アメリカでは車体にそれぞれVINという番号が割り振られており、VINを通して自動車の情報は全部電子管理されているみたいです。Recall Productである旨と修理対応済かどうかということも記録に残っており、車を売却する際の売価にも影響しそうなので、帰国前までにリコール製品の修理は済ませておいた方がよいので、すんなりと無償修理できて助かりました。